今回はZoomの撮影に使う
Webカメラの選び方について
わかりやすく解説します。
Webカメラは、
映像を撮影するのに
必要な機材です。
ノートパソコンやスマホ・タブレットには
カメラが内蔵されていますが、
デスクトップパソコンには、
標準装備されていないことがあります。
これからWebカメラを購入予定の方は、
今回の内容をご参考にしてください。
Table of Contents
画質の良さ(画素数・解像度)
デジタル画質は大きく
4つの種類に分類できます。
・標準画質(SD)
・ハイビジョン(HD)
・フルハイビジョン(フルHD/2K)
・4K
さらに今後、4Kを超える
次世代規格の8Kも登場します。
デジタルの画像は、
小さな四角い点(画素)の
集まりでできています。
その最小単位がピクセル(px)です。
「小さな四角い点」=「画素(ピクセル)」=「ソフトウェアの点」
画質は、画素数や解像度で表現されます。
画素数とは、
1枚の画像にいくつの画素が
並んでいるかを数値化したもので、
データ量の大小を表現しています。
画素数が大きいほど高画質になります。
しかし、高画質になるほど、
データ使用量も多くなるので、
データ通信量に制限がある場合は
注意が必要です。
解像度とは、
ドット(点)の密度を
数値化したものです。
dpi(ディーピーアイ)という単位で、
1インチ(=2.54cm)あたりに
何個のドットがあるかを表しています。
ディスプレイやプリンタの
性能表示でよく使われます。
dot(ドット)「ハードウェアの点」
per(パー)「~ごと」
inch(インチ)「インチ」
↓
dpi
▼画像解像度の目安
72~96dpi(Web画像)
150~200dpi(ポスター画像、大判POP)
300~400dpi(チラシ・パンフレットなど一般的な印刷物)
解像度が高いほど鮮明な画像で、
低いほど粗い画像になります。
画質 | 解像度 | 画素数 | 特徴 |
標準画質 (SD) | 横720× 縦480ピクセル | 約35万画素 | アナログ放送の画質相当 |
ハイビジョン (HD) | 横1280× 縦720ピクセル | 約92万画素 | 現在テレビ放送されている主流のサイズ |
フルハイビジョン (フルHD/2K) | 横1920× 縦1080ピクセル | 約207万画素 | 現在のBlu-rayディスクやデジタル放送で見ることができる最大のサイズ |
4K | 横3840× 縦2160ピクセル | 約829万画素 | フルハイビジョンの4倍の画素数を持っている超高精細な画質 |
Zoomの推奨解像度は、
1280×720ピクセルなので、
ハイビジョン(HD)相当の
画質であれば問題ありません。
視野の広さ(視野角)
一つのWebカメラで、
何人を同時に撮影するかによって、
必要な視野の広さが変わります。
Webカメラの一般的な
レンズの視野角は60°~80°程度です。
1~2名のWeb会議には問題ありません。
3名以上のWeb会議やWebセミナーだと
広角レンズが必要になります。
Webカメラには広視野角90°~150°や、
1台で360°撮影できるタイプもあります。
スピーカー内蔵
デスクトップパソコンなど、
スピーカーの外付けが必要な場合は、
Webカメラにスピーカーが内蔵された
タイプを使うと1台2役で便利です。
マイク内蔵
マイクも、内蔵スピーカーと同様に、
Webカメラと一体化していれば、
1台3役で配線の設置が楽です。
カメラの代用
Webカメラの代わりに、
スマホ・デジカメ・ビデオカメラなどを
使うこともできます。
まとめ
今回は、Zoomの撮影に使う
Webカメラの選び方について
わかりやすく解説しました。
Zoomの推奨解像度が
1280×720ピクセルの
ハイビジョン(HD)相当なので、
一般的なWebカメラは
ほどんど条件を満たしています。
僕がおすすめするオプション機能は、
盗撮防止のシャッターです。
常時Webカメラを設置している場合は、
プライバシー保護のため、
物理的にレンズを隠すのが効果的です。
Zoomの用途に合わせた、
高画質・広視野角・内蔵スピーカー・
内蔵マイクの組み合わせで、
最適なWebカメラを選んでみてください。
コメントを残す