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書籍を出版するなら電子書籍
2019年の紙書籍と電子書籍を合わせた
出版市場は0.2%増の1兆5,432億円、
紙の出版市場は4.3%減の1兆2,360億円、
電子出版市場は23.9%増の3,072億円です。
(出典:公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所)
出版市場は横ばい傾向ですが、
紙は減少しています。
一方で、電子書籍の出版市場は、
3,000億円を超えて年々増加しています。
電子書籍の出版には、
多くのビジネスチャンスがあります。
電子書籍を販売するならKindle本
Kindleストアが最も多くの人に利用されています。
Kindle本で販売するメリット
・大きなAmazon市場
Amazon Kindleストアに出品するだけで、多くの集客が見込めます。
・定額の読み放題サービス
Kindle Unlimitedで出版した場合でも、読まれたページ数に対して印税収入があります。
・本の無料キャンペーンで集客
電子書籍本文からメルマガやLINE@などに誘導することで、顧客リストを集めることができます。
・専用の電子書籍リーダー
Kindleユーザーは、電子書籍ならKindle本を購入します。
電子書籍で出版をするなら、
市場規模と集客力がある
Kindle本がおすすめです。
個人の参入が可能となった書籍出版の仕組み
在庫とコストが必要な、紙の書籍出版の仕組み
紙の本を出版するには、
印刷工程が必要になります。
▼紙の書籍出版の仕組み
「著者-出版社-取次-書店-消費者」
著者
作家・専門家です。
出版社
制作、営業、管理をおこないます。
制作は企画や編集、
営業は広告宣伝やイベントの企画運営、
管理は外注選定や経営・経理・財務です。
国内の大手出版社
・講談社
・集英社
・KADOKAWA
・学研ホールディングス
・小学館
出版取次業者
本の商社で、発行本の仕入れや
書店への送品などを行います。
主な出版取次業者
・日本出版販売
・トーハン
・メディアドゥ
販売書店
国内の主な書店
・蔦屋書店
・紀伊国屋書店
・ブックオフ
・丸善ジュンク堂書店
消費者
書店やネットショップで本を購入して購読
出版社と取次業者に、
大きな人件費と制作コストがかかります。
電子書籍は個人でも手軽に出版できる仕組み
直仕入れから、
直販へ流通が転換しています。
▼電子書籍出版の仕組み
「著者(出版者)-取次-書店-消費者」
著者
執筆作家以外でも個人の出版が
簡単にできるようになりました。
ブログやTwitterなどのSNSによって、
自分の知識や考え方や気づきを、
文章にして公開する機会が増えています。
▼今すぐ著者になれる人
・フリーランス
・個人事業主
・ブロガー
・YouTuber
・サラリーマン
・OL
・主婦
・学生
知識や自己体験を文章化すれば、
誰でも著者になることができます。
出版社・出版者
出版社の大きな役割としては、
企画や編集があります。
紙の本では印刷してしまうと
本編を修正することはできません。
一方、電子書籍では出版後でも、
表紙と本編の更新が可能です。
最近では、フリーランス編集者や、
出版代行サービスも増えてきています。
また、著者自身が出版者になることもできます。
電子取次業者
出版社と電子書籍書店との
仲介業務を行います。
国内の主な電子書籍取次
・株式会社モバイルブック・ジェーピー
・株式会社クリーク・アンド・リバー社
・株式会社ブックリスタ
・株式会社メディアドゥ
書店サイト
電子書籍を販売する
オンライン書店です。
主な書店サイト+セルフ出版サイト
・Amazon Kindleストア+Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)
・楽天kobo+楽天Koboライティングライフ
・booth
・honto
消費者
書店サイトで電子書籍を
購入して購読します。
電子出版は著者自身でもできます。
セルフ出版サイトができたことで、
フリーランス編集者・出版者の、
ビジネス活動も展開できます。
まとめ
・書籍を出版するなら電子書籍
・電子書籍を販売するならKindle本
Kindle本は単に販売するだけでなく、
活用次第で大きなビジネスチャンスがあります。
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