もし独立起業したいと思っているのなら、
電子書籍の出版は必須条件です。
なぜなら、電子書籍はノーリスクで
あなたのビジネスに有効活用できるからです。
この記事では、電子書籍を出版することでの
メリットとデメリットについて解説していきます。
もし、参考になったら、
あなたのビジネスに活用してみてください。
Table of Contents
電子書籍の出版で得する7つのメリット
①資本金が少なくても出版できる
紙の本だと印刷代が必要ですが、
電子出版は費用がかかりません。
・自分のブログ記事なら執筆代0円
・表紙制作の外注費に5,000円程度
・セルフ出版なら費用は0円
誰でもすぐに出版作業に
取り組むことができます。
また、いろんな関連本を読んで勉強すれば、
2冊目以降の出版本の質が上がっていきます。
②在庫を持たなくていい
在庫はリスクです。
紙の本を自費出版すると、
在庫を抱えることになります。
▼紙の本を自費出版するデメリット
・印刷費用がかかる
自費出版の費用相場は100万~300万円です。
これは著者にとって大きな負担になります。
・保管コストがかる
在庫を保管するスペースが必要です。
スペースがなければ倉庫費用がかかる場合があります。
・売れなければ負債となる
自費出版は自分で販売活動をしなければなりません。
売れなければ赤字となります。
自費出版の問題を解決できるのが電子書籍です。
電子書籍は在庫がないので、
無駄なコストを削減することができます。
さらに、出版後も表紙や原稿の
差し替えをすることができます。
③利益率が高い
出版して本が売れたときには、
印税収入が発生します。
紙の出版より電子出版の方が、
印税率が高くなっています。
▼紙の本と電子書籍の印税収入を比較
・紙の本を自費出版したときの印税
本の販売価格の10%~50%程度
・電子書籍の印税
本の販売価格の35%~最大70%
電子書籍は利益率が高いので、
将来的に書籍を量産すれば、
利益額も増えて印税資産となります。
④個人でも出版できる
紙の書籍は出版社や印刷会社に、
編集や印刷を依頼する必要があります。
しかし、電子書籍は自分で出版サイトから
簡単に電子出版することができます。
▼電子書籍の出版におすすめな人
・独立起業したい人
自分の名刺代わりに使えます。
・独立起業している人
自分の成功体験を書籍化できます。
・副業したい人
自分の趣味や知識を書籍化して、
副収入を得ることができます。
自分の電子書籍を出版することで、
誰でも簡単に著者になることができます。
⑤原稿の文字数が少なくても出版できる
電子書籍の出版に文字数の制限はありません。
本の出版に必要な文字数としては、
紙の本なら10万字が目安と言われています。
読者の立場からすると、
あまりにも内容が薄い本であれば、
レビューで低評価がつく可能性があります。
電子書籍の文字数は、
15,000文字くらいでの
出版をおすすめします。
電子書籍で読むメリットは、
自分の本棚をいつも持ち歩けることです。
電車での移動中、
仕事の休憩時間、
待ち合わせ時間など、
スキマ時間に好きな本を
読むことができます。
プレゼンやスピーチでは、
「1分間に300文字」が
聞きやすい文字数です。
なので、15,000文字の本なら、
約50分で読むことができます。
Twitterのツイート数で例えると、
Twitterのツイート文字数は最大140文字です。
なので、107回ツイートすれば、
15,000文字くらいになります。
ネタを意識して毎日1ツイートしたら、
約3ヶ月で出版原稿ネタ集が完成します。
紙の書籍原稿に比べて、
電子書籍の出版における原稿執筆の
ハードルはかなり低くなっています。
⑥出版後に表紙や文章を修正できる
現代の情報社会において求められるものは、
「完璧」よりも「スピード」です。
世の中に完璧は存在しません。
状況は常に変化しています。
電子書籍なら状況に応じて、
表紙や文章を変更できます。
変更方法は、出版時と同様に、
新しい表紙や原稿で更新するだけです。
Kindle本なら48時間以内に
更新が反映されます。
先行者優位のビジネス書なら、
スピード更新できる電子書籍で
出版することをおすすめします。
⑦本文に外部リンクのURLを貼り付けることができる
読者を簡単に独自コンテンツへ
誘導することができます。
これは、電子書籍の特権です。
紙の本ならURLを記載したり、
QRコードを貼り付けて、
サイトに誘導しなければなりません。
一方、電子書籍ならハイパーリンクの
ワードをタップするだけで、
リンク先に誘導することができます。
Webビジネスマーケティングにおいて、
誘導(=集客)はとても重要なことです。
このハイパーリンクを機能は、
絶対に利用した方がいいです。
電子書籍の出版ではできない3つのデメリット
①リアル書店で販売できない
当たり前ですが、
電子書籍は印刷物ではないので、
リアル書店で販売することはできません。
有名な著者なら出版社が企画出版を
提案してくれて書店で販売できるでしょう。
しかし、私も含めて一般人であれば、
まず電子書籍で認知されることが先です。
そうすれば、いつか企画出版で
あなたの本が書店に並ぶ日が
来るかもしれません。
電子書籍はリアル書店で販売できませんが、
著者になって成果を出せば、
書店で販売できる可能性があります。
②端末がなければ読まれない
電子書籍を読むには端末が必要です。
▼電子書籍が読める端末
・電子書籍リーダー
・スマートフォン
・タブレット
・ネット接続ができるパソコン
ネットに馴染めないシニア層でも、
一度使ってみると電子書籍の
便利さを実感することができます。
新しい情報が日々増えて、
電子出版の需要もさらに伸びていくでしょう。
③中古本としての二次流通がない
電子書籍で購入しているのは、
「所有権」でなく「閲覧権」です。
2021年1月の段階では、
電子書籍の中古本は存在していません。
将来的には書籍データの所有ができて、
・著者のサイン本
・初版限定本
などのように、
付加価値がある電子書籍が、
二次流通するかもしれません。
まとめ
電子書籍を出版するメリットとデメリット
「メリット」>「デメリット」
電子書籍には、まだまだ成長の可能性があります。
書籍のマネタイズ手法も多様化しています。
特に電子書籍は販売目的よりも、
集客ツール目的で使われはじめています。
現在のデメリットによる損失よりも、
メリットから得られる利益が大きく上回っています。
独立起業を目指している人や、
フリーランスで活動されている方は、
ぜひ電子書籍を有効活用してみてください。
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